機織り岩


(江波区)

昔、この天王川を改修すると、神様のお怒りによって、川が荒れると言われていました。
ある時、どうしても川を改修しなければならなくなり、村人が困り果てていると、一人の娘がこの岩の上に上がり、機を織り始めました。神様のお怒りをしずめる為に、一心に機を織り、その美しい織物を天王川に流して神様に捧げました。そのおかげで改修を無事に終えることが出来たと言われています。
今でもこの岩に耳をあてると、中から機を織る「カチャン カチャン」という音が聞こえてくるそうです。


足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。