八幡谷の二本杉


樹高約30m 幹周り7.9m の大杉は、二本の杉が根元でくっついた融合木で、越前町指定天然記念物となっています。
この大杉については諸説ありますが、その一つは、昔、忍熊皇子(おしくまのおうじ)が、村人達の求めに応じ、悪鬼退治をするというもの。
村人達はたいそう喜び、皇子に餅を捧げました。食べ終えた皇子が、使った杉の箸を山の尾にさし立てたところ、その箸からたちまち芽が出て、みるみる二本の大きな杉の木になったと言われています。


足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。