日吉神社(樫津)


社伝によれば、織田村旧国幣小社劔神社(現越前町織田地区の劔神社)の末社山王七社の一つ。天正2年(1574)一向一揆の騒動で、劔神社共々焼失、豊臣秀吉により社領も没収となったため、樫津の有力者が土地を提供し、現在の地へ遷座されました。境内には、樹齢500年とも600年とも言われるご神木(杉)があり、その前に御神殿を建てました。元禄16年(1703)、八幡、山王相殿とあり、明治6年に村社、大正3年1月11日には指定村社となっています。後に樫津地区で祀られていた天神様も合祀され、現在は大山昨命を初め、八幡様と天神様の、三体のご神体が祀られています。今も境内に立ち並ぶ大きな杉の木には、天狗が住むともいわれています。秋の祭礼には、獅子舞の奉納や子ども神輿が出るなど、地区の氏神様として親しまれています。


足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。