「宮崎と言えば筍、筍と言えば宮崎」と言われるくらい、県内では有名な宮崎特産の筍は、えぐみが少なく柔らかいことでも知られています。この筍、実は昭和初頭に農家の副業として始まったものです。当地区の土や気象条件が適していたのか、もともと自生の筍もよく取れていたのですが、さらに先進地の京都に視察に行き、栽培技術の改良に努め、筍加工場の建設にも取り組んで、今の評価に至ったものです。現在、広野・蚊谷寺区を中心に整備された竹林が広がり、5月の連休前後には美味しい筍が出荷されますが、昨今は生産者の高齢化に伴い、この地域の宝である美しい竹林を継承していく事が地域の課題でもあります。
足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。