千足杉


樫津から陶の谷へ行く県道、通称「長谷(ながたん)」の中程に、道を2つに分け、二股に分かれた大きな杉の木が立っています。この杉の木の中には観音様がおられ、木を傷つけると恐ろしいたたりがあると言われ、道路拡幅の際にも切られることなく道の真ん中に残されました。昔はこの近くに泉もあり、旅人はここで一服し、わらじを履き替えました。傷んだわらじを放り上げ、この杉の木の枝にうまくひっかかると道中安全だと言われたそうです。その為たくさんのわらじが掛かっていて、その様子から千足杉の名が付いたと言われています。


足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。