鯖浦線電車 陶の谷駅跡


鯖浦鉄道(のちに福井鉄道)鯖浦線(当初鯖江市から旧越前町四ヶ浦まで敷設予定)は、大正15年10月に東鯖江・佐々生間が、更に昭和3年11月には佐々生・織田間が開通し、旧宮崎村を電車が通りました。それから44年間、通勤通学はもとより、物流においても、鯖浦線電車は宮崎の交通の要として大きな役割を担っていました。しかし車社会の到来により利用者が減り、昭和47年10月、惜しまれながらも廃線となりました。宮崎には江波、下江波、樫津、陶の谷の4つの駅がありましたが、唯一この陶の谷駅跡だけが、今もホームや線路など当時の面影を残しています。


足元が悪い場所もあります。
現地に行かれる際は、十分にご注意ください。